詩をおいておくところ

1984年生まれ。詩を書いては残しします。

高野山の為の習作 うたが鳴る

その歌どこで聞いたのだ
水に尋ねて聞いたのだ
その歌どこで知ったのだ
風に連られてやってきたのだ
その歌どうしてあたたかいのだ
この歌火の奥よりたぐりよせたのだ
おまえどうしてうたうのだ
俺はな 胸の真ん中に
すこんと穴ぼこあいたので
そこから三千世界の風が
宇宙の塵を携えて
みぢんの気配を吹かすのだ

おまえどうしてここにいる
おまえもどうしてここにいる
おるもおらんもありがたい