詩をおいておくところ

1984年生まれ。詩を書いては残しします。

朗読用高野山の為の習作 多々の言葉とちりぢり

果たしそびれては繰り返す終わりなきエピローグとエンディングロールの徒然は夜空に明滅する/通底する意識の中で儀式さながらに祈れば阿頼耶識にたどり着く穏やかな下降と上昇を眺めよう/数式の届かなかった謎や誂えの欺瞞の数々はよもや数と数の間にあったことなど知る由も無い/母なるを内うちに掴み放ちそれが母なるものに帰り照らす/この一線数多の生の始まり以って万物の始祖と成す/打ちて打ちて打ちて打ちてして捕まえ屠り流るる血の中に時間生じる/響けば移り変わり音程の理を授かりうちならしうちならし有の万物のそこここを揺さぶり帰せよ帰せよとけしかける/生して滅し生きるして滅し犇いてむせこんでどよめいてそれを今日明日と呼ぶ/振動の惑星と呼ばれ久しくその有り様は後に音楽の惑星と呼ばれるだろう/認識の向こうで極彩色のカナリアが手ぐすね引いて待ってる/賑やかで孤独な真理は誰も彼もを貫いて律動する/文字が消失し記号になり明滅しあわいの斜交いが滲みわたる/