詩をおいておくところ

1984年生まれ。詩を書いては残しします。

ドライブ/ちょっとずつ死んでく/赤から青へ

ドライブでしっかり目的が定まらぬまま、FMで今の自分にフィットしそうな曲を探しながら夜道をのんびり走るのは素晴らしい。

802でもFMCOCOLOでもAMでもなんでもいい。とにかくなんでも聴くんだ。

阪神高速2キロ渋滞でも、初めてライブに行った時の思い出ででも、トンネル内で掠れた演歌でもなんでもいい。なんでも聴くんだ。

目の前の景色はどんどん変わってく、ジャンクションのカーブ、来来亭の看板、西灘の高級住宅街、須磨浦の凪いだ海、誰かがベランダで話をしている。

見ているものと聴いている事と思う事が近寄ったりランダムに遠ざかったりして、それがなにか思い出させる。感傷より奥の内奥を毛羽立たせては忘れてく。

思い出しそうになる。

自分の記憶か他人の記憶かも定かではない。

青になりましたのでとりあえずアクセル踏みましょう。

ぼくはどこにいるのか。

自分ではないなにか猥雑であったり無機質であったりする心が通り過ぎることもある。

安心しながら気をつけてドライブしていると、

色々な情報かぼくを通り過ぎて、その非日常が自分を失わせてゆく感覚がうれしい。