詩をおいておくところ

1984年生まれ。詩を書いては残しします。

高知にて。僕に送る詩

君よ

あの頃と同じ期待を持って君の大事な場所に立っても

あの昔のように血潮が滾る感覚や

甍をかきわけあおい香りに染められてゆく心持ち

何か素晴らしい事が始まりそうな感覚は

どうやら二度と来ないようだね

君はどれくらいの失敗や恥をやった

どれくらい道を失い、また近道やイカサマをした

どれくらい裏切り、また裏切られた

どれくらい白けて、また白けさせたか

色んな事があったかもしれないけれど

全ては写し鏡

こころの中がそのまま君の人生だ

その場行く先のうつくしさに耐えきれぬ喜びと怖気を感じたいなら

一生懸命生きなさい

場所や人で変わる価値に目もくれず

書物や年配の者の言葉もそこそこに

まだ肉親がいのちあることに感謝しながら

我がかみさまこそ我が足よと励ましながら

一生懸命生きましょうよ

それでこそたのしい。