詩をおいておくところ

1984年生まれ。詩を書いては残しします。

バイク

バイクはいい。

バイクは本当にいい。

バイクは移動手段でもあるけど精神性だ。

色々考えながら走るのもいい。なにも考えなくて走るのもいい。

事故しない自信と臆病さだけあれば。

僕はバイクを乗るにあたって臆病な性格で本当に良かったとおもう。

考えるのがいやなとき、人のなまぐささ自分のなまぐささから離れたいとき、色んな事にどうでもいいという決断を下したいときなんかちょうどいい。

カワサキに憧れるけど、ホンダもいいしほんとはなんでもいい。

無理なく使えば無理なく動くしそれがいい。

すごく速く走れるけど、耳と身体が気持ちのよい鼓動の速度で走っていれば、その日その時足りなかったなにかに出会わせてくれることがあるのもいい。

手を組んだり、頼ったり、愛したり愛されたりしないところもいい。

バイクに乗っているからってステータスにもなにもならないとこもいい。

べつにどこでもいいし、なにもなくてもいいし、とくに行ったとこについての感想を話そうとも思わない。

バイクに乗るのは人に見せびらかしたり何かを捕まえたり得ようとしたりするのとは違う、ただ感じて忘れていく祈りの旅だなと思う。